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【R18】星の王女2の感想

   ↑  2019/08/10 (土)  カテゴリー: 【R18】星の王女2

「星の王女」が意外とよかったので調子に乗って「星の王女2」に手を出してみた。
すべて終わった今、2の事を思い出すと自然と笑顔になる。
しかしこの笑顔は「よかった!」という称賛の笑みではなくて、苦難や不満はあれど、一周回ってすべてを許した菩薩の笑みである。それくらい度量が試される作品だった。
というのも、2はとにかく物語の展開と設定が突飛だった。で、理解が追いつかないながらも頑張って食らいついていたら、話が宇宙規模になり、主人公が彗星になって(?)流れていく様を見みた瞬間、「もう好きにやってくれ、その好きにやるさまを私に見せてくれ!なにを描きたいんだ!!?さあ!!さあ!!」と妙なテンションで眺める体制に入り、すべてを終えたら解放感に包まれながら笑顔で終了ボタンを押した。

1で私が消化不良を起こしていた、”作り手が熱く表現したい何か”は、今回かなり全面的に押し出されていた。
主人公が突然前世の記憶を取り戻したり、タイムスリップしたり、不思議な勾玉が登場したり、天体の所為で謎の病気になったり。
私は現代設定のエロゲーをやっていたはずだが?????と眉根を寄せても物語は暴走していった。
この世界には不思議なパワーが働いているというのは分かるけど、結局どういうことなのかわからなかった。とにかく作り手の熱い思いは、”ヒロインの立花未来ちゃんは宇宙規模で特別な子なんだ!”ということ。きっとこれさえ理解したらいいんだとおもう。

萌えは、、うーん………私はあった。とても屈辱的なことに。
しかしそれはキャラ萌えであって、シナリオは良くなかった。
メインキャラ三名(幼馴染、医者、教師)には特殊シナリオが組み込まれてあって(キャラ別で後述する)、それがどうも作り手はプレイヤーを感動させたい意図で組み込んだようだけど、個人的にさっぱり響かなかったので、その特殊シナリオを描くよりも攻略対象との恋愛過程を付け足してくれたほうが有難かった。

総括「戸惑いの連続だった」

ちなみに1と2では、断然1がよかった。
1はノーマルなR18乙女ゲで、2はスピリチュアルなR18乙女ゲ…かな。


今回もキャラは多彩。しかし殆ど1と同一人物だから新鮮味はない。
幼馴染友人ホスト女性年下医者教師血のつながっていない兄
そして相変わらずメイン三名(幼馴染、医者、教師)以外はストーリー短め(1よりは長い)。


田中康平(幼馴染)


1での、コウのラフな格好の立ち絵が目に焼き付いているので、2でちょっとジャケット着て顔も併せてシュッとした雰囲気になったからって、こやつに主人公の格好をダサいと評価されるのがとても屈辱だった。
眼鏡じゃなくてコンタクトにしろよとまで言われるし。別におかしな眼鏡してないし、クールビューティーっぽくて似合っているじゃないか。
そしてコンタクトにしたときに手放しで喜ばれるも物語的に全く重要じゃない模様。
全ルートで主人公はイメチェンをはかっている様子だけど、ほぼ空気扱いだし、服装は変わっていないので、主人公のくそださ眼鏡設定とやらは必要だったのか疑問。1じゃエレガントな雰囲気だったのに、なぜ2では芋女みたいな表現にされたんだろう。。。

コウは、外見も雰囲気も1からだいぶ大人になったっぽいけど、何かきっかけがあると主人公に襲い掛かる暴走癖は変わってなくて笑った。あのシーンを見て、君は1のコウのDNAを受け継いでいるんだなと感慨深かった。

コウと主人公が割と仲良くなったところで、主人公が突然夢で前世を見始めた。
前世でも二人は愛し合ってたんだ!という夢が終わって主人公はコウのことをますます好きに、そして大事に思うようになったんだけど、
それ”前世”とこれ”現世”は別物では!!??と思う。
演出がよければ、ますます好きにという流れも納得できるんだろうけど、突然の前世の話はとってつけた感がすごく、しかも主人公は夢から覚めた後、何の疑いもなくあれは前世なんだってすんなり受け入れてて、彼女の頭が心配になった。

サッカー青年が怪我を乗り越え無事にED。
幼馴染属性は大好きなはずなんだけど1でも2でも食指が動かなかった。人物に深みや面白みがないとねぇ。


堂本 広(友人)


春子とくっついてるルートもあるし、堂本の本命は主人公か春子かは決まってなかったのかな。
主人公の選択肢によって、堂本の好意はふわふわーっと主人公寄りになっていったんだろうなと予想はするけど、恋愛過程を思い出そうとしてもピンとこなかった。
普段は三枚目の印象が強いけどエロシーンで意外といい体をしてるんだなと驚きがあった。


篠原達也(ホスト)


君ーーー!!ホストでチャラい系かと思いきやずっと手を出さなくて私は感動したぞ!!!
ほんとチャラッチャラで、中盤で主人公の脱衣シーンを目の前で眺めるプレイをはじめるのに、かなり月日を経ないと手を出してこなかった。意外だったのでとてもいい印象!

でも主人公の何が彼をそんなに虜にしているのか語られていなかったのが残念。
最初から達也は、主人公は特別だと好意を寄せてる模様なんだけど、そのきっかけや根拠をしりたかったな。


月影葵(女性)


葵さん今回もいるんだ。百合に興味がないので、仲良くやってくださいとだけ思った。
1でも2でも、葵さん(百合担当)はすごいサラっとしか描かないので、百合目当てで葵さんに突撃した人はすぐに扉を閉められて頭から流血する羽目になったはず。


木村 望(年下)


立ち絵じゃ微妙なのにCGになったらかわいい子になる現象は何なんだろう。
とくに目を閉じた顔がとてもかわいい(CG)。
エロに関しては、初めてにしてはえらく保っていたなとおもう。


相馬隼人(医者)


ふっふっふっふっ。あ、失敬。思い出し笑いです。
最初こそ、「1と全然違う。1の紳士の面の裏に隠されたケダモノはどこへ行ったんだ。あなたは相馬先生ではない」と思っていたけど、2の相馬先生の人となりが描かれるほどに、1との辻褄を合わそうという努力が見え隠れして、なんかもうどうでもよくなった。
わかったわかった。ふんわりした優男だけど、患者を食ってるのね、相変わらず下半身がだらしないやつだな。
しかし主人公との関係に関してはとても紳士的だから不思議だった。桜の木の下で仲を縮めていく過程は良かったしもっと見たかったんだけど、『ハヤトおにいちゃん』設定と『前世編』が邪魔をして、素直に萌えられなかった。
この二要素いる???主人公からプレイヤーに、「相馬とは孤児院時代に出会っていて、主人公は相馬と結婚したかった」って語られても、1じゃ全然そんな話がなかったからとってつけた感がすごかった。それに前世で主人公は相馬の妻だったっていわれても、現世の恋愛関係をきっちり描いたうえでの前世編はありだけど、現世が中途半端で前世も中途半端なのを繋げられてこれが相馬シナリオですジャーンとされても満足できない。
前世の相馬は優しい旦那でイチャイチャもとても良かったけど。

前世の設定は統一されてないんだね。コウと相馬と里見の前世シナリオの時間軸は同じなのに、攻略キャラよって主人公の立ち位置が変わってた(だが攻略キャラは同じ立ち位置で同じ運命をたどる)。コウの時は主人公はコウの姉、相馬の時は相馬の妻(コウの姉は別に存在する)、里見の時は里見のもとに降り立った天女姫()だったから、なんか都合のいい前世設定だなーと、白けてしまった。

まあ、粗はあれど相馬はよかった。
儚げで物憂げなイケメンで、気に入った顔の患者に手を出してしまうというどうしようもなさ。そして悪気のなさ。もはや病気。でも未来ちゃんはほかの女とは違うという理由が通らない理論。孤児院時代に主人公と出会ってて再会の約束をしていたことはすっかり忘れていたらしく、終盤で思い出しても大した反応を見せなくて、なんかイケメンで凄腕外科医なのに残念オーラが漂ってるところがツボだった。
そしてエロシーンで唾液を飲ませてくるところも妙にツボだった。あ、儚げ男だけどそういうことするんだ、と。

いやしかしなんだね。1じゃ皆が生でヤッてて、うわー躊躇ゼロの世界!と驚いたけど今回の2では同世代以下はゴムをつけてたので、避妊という概念があったのか!と見直したけど、年上の皆さんはためらいなく中だしっていうのがどうしようもなくて逆に好ましい。


里見修二(教師)


1では里見の掘り下げが足りなかったけど今回はガッツリ掘り下げられて、なんと前世までたどり着いた。
いやそこまでせんでも良いよ…とおもったけど、未来ちゃんは天女姫のような存在になって、前世の里見と関係を築いていた。
その関係の結び方はもはや現世の里見以上の心と心の結びつきだった。なぜなら前世の里見はとてもとっつきやすい性格をしていて主人公のことを好き好きオーラ全開だから。
現世里見編と、前世里見編と2ルート作ってくださいよ…。それほど里見が別物。
私は現世の里見の冷たさ、思考の読めなさ、そしてそんな中でも静かで時に優しい声音の里見に興味を持っていたから、前世の里見と主人公の物語がババーンと濃厚に描かれた後に、現世里見がちょっと描かれ、そしてエンディングというのがすごく残念だった。
難攻不落の現世里見を徐々に落としていくのが楽しいんでしょうが……。

現世里見との描写は、ただひたすら主人公が里見を恋い慕ってるのは伝わってきたが、里見から主人公への矢印はよくわからなかった。
エロシーンでは主人公の里見への想いを証明するために、里見が主人公に自分で脱ぐように促し、その脱ぐ様をとても冷たい目で見守っていたときは「いいぞーいいぞー!」と喜んで画面にくぎ付けだった。行為後、すぐさま去られたときは、「それでこそ里見教授!」と打ち震えたが、里見教授のピークはそこまでだった。あとは前世の夢後、なぜか里見が主人公の言葉を信じて主人公と結ばれるいう、納得いかなさ2000%の終わり方だった。

個人的にとてもうれしかったのが、前作で疑問だった、なんで里見は親友の古賀の彼女を寝取ったかの詳細が描かれたこと。
でもこれはスッキリはしたけど、私の古賀先生像をぶち壊すような描き方だった。
というのが、古賀先生の元カノが、2では里見にまとわりついてる悪女的ホステスで、「古賀先生の趣味わるっ!!」とまず一つ大きくドン引いて、更に古賀について人の口から語られるんだけど、、
「彼女のほうは弁護士(古賀)を見限っていたけど、しつこい男だったらしいね」
「(彼女は)振り切るために里見教授に乗り換えたのに、まだ追ってくるからアメリカに逃げたってさ」
と、しつこいストーカー男として語られててあまりに不憫だった。読んでてゲラゲラ笑ったけど。

そして更に大学時代の古賀本人が出てきたんだけど、まるで1のコウのようなサッカー大好き青年で、サッカーに夢中なあまり彼女の気持ちをおざなりにしていたのが大きな原因として描かれてあった。
1では古賀は元カノと結婚しようとしたほど気持ちを固めていたのに里見が寝取ったと、里見が悪いという描かれ方をしてたので、「あ、古賀にも原因はあったんだ…」と少し残念な気持ちに。
前作の攻略キャラを貶めるなよ……。
原因を知られたのはよかったけど微妙な気持ちになったので、私はなかったことにして古賀萌えを持続していくことにした。1の古賀は古賀!!2の古賀とは別物!はい次!

というわけでシナリオは残念だったけど里見にはキャラ萌えできてよかった。


立花和希(血のつながっていない兄)


里見の真相EDが終わったーとおもったら自動的に兄ルートへ突入していった。
で、問題なのが今までのキャラたちのシナリオが小説の中の物語という風に表現されてたこと。
どういうこと!??もしや空想だったのか!?
その辺は判然としないんだけど、1の兄ED後のイチャイチャが描かれたかと思えば、前世編(?)で軍人姿の兄をみせられたり、そして兄とは他人同士の設定で現代で恋に落ちる話が描かれたり。。。
どんな超常現象を起こしても妹と心を通わせたい兄に、萌える人は萌えるんだろうけど、私は「はやく成仏してくれ…」と念じた。
兄の死から二年経って主人公は元気になったのに、「未来を愛してる」とずっと兄のおんりょ…ではなく守護霊(?)がぴったりくっついてる感がすごい。どんなに好きだったとしても他人なんだからさ、なんでこんなに特別扱いなんだこの兄は。

そして恋愛面以外では、相馬ルートで突然主人公が病気になったとおもったら、異空間で兄が主人公に
「(主人公の不調は)天体の異変が続いているから仕方ないんだよ」
「天体の影響を(主人公は)特別受けやすい」
と訳知り顔で語り始めて、1では普通の人間の兄貴だったのに、死んだ二年の間に変な世界に足突っ込んだのかな?と心配になった。

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2019/08/10 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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