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映画『かぐや姫の物語』感想

   ↑  2015/04/19 (日)  カテゴリー: アニメその他
やっと見終わったので感想。


翁に感じることが多々ある映画だった。
竹に沸いた金やら飛び出してきた衣やらみて、天の意志をくみ取り
そのように育てることが姫の幸せだとおもったんだろう。
そうだよね!わかるよ翁。

でも、それが姫の心を縛ることになり二人の間にすれ違いを生んでしまって
翁は姫の為にと思っているのに実際は逆方向に突入させてしまっていて苦々しい。
公達たちから求婚があったり帝からのお召には、あんた本当に姫の幸せを願っているのか?
と問いたくなるほど姫の気持ちを汲もうとせずに大はしゃぎ。
翁は姫が高貴な身分となり良い所に嫁ぐのが幸せだと盲目的に信じ込んでしまっていて
姫の本心を知ろうとしていなくって、翁…目を覚ましてくれと何度思っただろう。

その点、媼の方は姫の心を一番に考えてくれていてほっとできた。
いち早く化粧もとってくれたし、
身に沁みついていた生活を続けていて、姫の救いになっただろう。
最後も奥の部屋で姫のそばに寄り添っていて、その位置だよなぁと納得だった。
雲の上で姫が二人に駆け寄った時最初に母親を呼んだのもわかる。

帝、気持ち悪かったなぁ。
抱きすくめた時の姫の感情を伝えさせようとあの顔だったんだろうな。
非情におぞましかった。


かぐや姫が生まれたのち、竹から金がわいたり衣が飛び出して来たりしたけど
姫はただ鳥や虫や獣のように「生きた」かった。
別に姫としての幸せを欲してはいなかった。
自然の中で生きて、捨丸と結ばれていたら幸せだった。
それなのに天が罰としてあんなものを翁に渡し、そうはさせまいと仕向けてむごいなぁと思う。
あんなものを出されたら、かぐや姫が本来望んだとおりの生き方をさせるのは困難だと思う。
あのまま天の声を聴かなかったら延々と天からの誘惑が降りやまないんだろうな。
姫を迎えにくるのは姫や周囲にとっては望まないことなのに
華やかな曲で登場し、表情一つ変えず姫を横に置いて連れ去っていった菩薩様(?)は
人知を超えたものだという畏れみたいなものを感じた。

こんなところに閉じ込められたくないのに、なんやかんやと勝手なことを言われ
姫の顔をみてみたい、金で買った地位だろみたいなことを言われて感情爆発した時は
突然の激しさに圧倒されたし、ただ「生きたい」だけだった!と悟ったときにはぶわっと感動した。
溜めにためさせてぶわっと解放させる見せ方がよかった。
捨丸とのことは、あんた妻子がいるだろ…!?と思ったけど
なんか、幸せそうだし。もしもあの時姫が留まっていればこうなったのかもしれんと
ただ二人の喜びを眺めてた。
でもやっぱり、小さい子供がいるくせに「行こう!!」って迷いもせず叫んだのは沈黙させるものがある
ただこの捨丸の決断、見つかっていたっていいそれでも逃げようって言葉は嬉しいよなぁとも思う。

色使いがすごくきれいだった。
最後無情にばっさり切り捨てられて、うわぁあ…って思ったけど好きだなこの映画。
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